NISAでロボアドバイザーは利用可能?

 

長期的な資産形成のために活用されるロボアドバイザーと、回転売買ではなく長期投資を促すNISA(少額投資非課税制度)の相性は良いように思えます。

ロボアドバイザーに興味を持ったけど、NISAでロボアドバイザーは利用できるの?と疑問を持たれた方も多いのではないでしょうか。

そこで「NISAでロボアドバイザーは利用可能か?」について解説します。

結論:ロボアドバイザーによる

ます最初に結論を記載します。

NISAでロボアドバイザーは利用可能かと言うと、ロボアドバイザーによっては活用可能です。

もう少し具体的に記載すると、
・投資一任運用型のロボアドバイザーはNISA非対応
・アドバイス型のロボアドバイザーはNISAで投資信託を買付可能
となります。

NISAで利用可能なロボアドバイザーは?

ここからが本題です。どのロボアドバイザーならNISAで利用可能なのか?

まず、利用できないロボアドバイザーをご説明します。

2017年5月16日時点で、投資一任運用型のロボアドバイザーはNISAで利用できません。

NISA非対応のロボアドバイザー(投資一任運用型)

具体的には以下の投資一任運用型ロボアドバイザーはNISA非対応です。

・THEO(テオ)
・WealthNavi(ウェルスナビ)
・楽ラップ
・マネラップ(MSV LIFE)
・ダイワファンドラップ オンライン

■THEO

THEO(テオ)の公式サイトに下記の記載があります。

NISA口座には対応しておりません。当社の運用ではお客さまの資産運用方針を維持するために毎月リバランスによる売買を行っており、一度の売買により税メリットが確定してしまう現行のNISA制度に合わないためです。

出典:THEOのFAQ(外部リンク)

THEOは毎月のリバランスによって損益が確定してしまい、NISAの非課税メリットが十分に活かされない、という見解が記載されています。

■WealthNavi

WealthNavi(ウェルスナビ)の公式サイトに以下の記載があります。

NISAのご利用はできません。 当社のサービスは最低投資額を設定させていただいていること、年2回のリバランスが実施されることの2点から、年間累計の買い付け金額がNISAで上限となっている120万円を超えることが多いと想定されるためです。

出典:ウェルスナビのよくある質問「NISAの利用はできますか?」(外部リンク)

WealthNaviでは最低投資額が100万円(キャンペーン期間中は30万円の場合有り)のため、年2回のリバランスによってNISA枠120万円を使い切ってしまう可能性が高い、という見解です。

■楽ラップ

楽ラップの公式サイトに以下の記載があります。

NISA、ジュニアNISAの非課税枠で楽ラップを購入することはできません。対象外の金融商品です。

特に理由は記載されていませんが、楽ラップはNISA対象外の金融商品であると明記されています。

出典:楽ラップのよくあるご質問(外部リンク)

■マネラップ

マネラップの公式サイトに以下の記載があります。

一般口座のお取引となります。(特定口座、NISA・ジュニアNISAは非対応)

出典:マネラップのサービス概要(外部リンク)

実は、マネラップ(MSV LIFE)は特定口座も非対応で一般口座での取引となります。

つまり利益が発生した場合、確定申告が必要です。

■ダイワファンドラップ オンライン

ダイワファンドラップ オンラインの公式サイトに以下の記載があります。

NISA口座(またはジュニアNISA口座)ではお申込みいただけません。

出典:ダイワファンドラップ オンラインのQ&A(外部リンク)

ダイワファンドラップ オンラインでも明確にNISA口座では申込みできない点が記載されています。

■まとめ

投資一任運用型のロボアドバイザーでは上記の通り、
・THEO(テオ)
・WealthNavi(ウェルスナビ)
・楽ラップ
・マネラップ(MSV LIFE)
・ダイワファンドラップ オンライン
と軒並みNISA非対応でした。

NISA対応のロボアドバイザー(アドバイス型)

一方で、アドバイス型のロボアドバイザーは、基本的にNISA口座で利用可能です。

理由は簡単で、アドバイス型のロボアドバイザーは、投資信託を個人投資家に提案するため、提案された投資信託を個人投資家がNISA口座で買い付けるだけです。

例えば、三菱UFJ国際投信が提供するロボアドバイザー「ポートスター(PORTSTAR)」は”eMAXISシリース”の投資信託を提案します。

具体的には「ポートスター(三菱UFJ国際投信) – ロボアドバイザー紹介」で記載しましたが、以下の5つの投資信託の中から1つが提案されます。

・eMAXIS 最適化バランス(マイゴールキーパー)
・eMAXIS 最適化バランス(マイディフェンダー)
・eMAXIS 最適化バランス(マイミッドフィルダー)
・eMAXIS 最適化バランス(マイフォワード)
・eMAXIS 最適化バランス(マイストライカー)

そして販売会社を確認するとSBI証券が含まれているので実際に確認してみると、以下の通り「NISA」のアイコンが表示されています。

eMAXISシリーズはNISA対応(SBI証券)

また野村證券のロボアドバイザー「野村のゴールベース」が提案する投資信託は「野村のゴールベース(野村證券) – ロボアドバイザー紹介」に記載した通り
「のむラップ・ファンド」の
・保守型
・やや保守型
・普通型
・やや積極型
・積極型
の5つの中から1つです。

この「のむラップ・ファンド」もNISAで購入可能です。

#「R&Iファンド大賞 2017」において「のむラップ・ファンド(普通型)」はNISA/バランス成長部門で最優秀ファンド賞、「のむラップ・ファンド(積極型)」は同部門で優秀ファンド賞を受賞しています。

まとめ:NISAでロボアドバイザーは利用可能か?

「NISAでロボアドバイザーは利用可能か?」への答えは、
・投資一任運用型のロボアドバイザーはNISA非対応
・アドバイス型のロボアドバイザーはNISAで投資信託を買付可能
となります。

具体的にどのロボアドバイザーが、投資一任運用型のロボアドバイザー、アドバイス型のロボアドバイザーなのか?は「ロボアドバイザー(ロボアド)一覧」からご確認ください。

また、数あるロボアドバイザーの中から、どのロボアドバイザーを選べば良いのかお悩みの場合は「ロボアドバイザーの選び方」もご覧ください。

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