中国でのロボアドバイザー市場は2020年に5.22兆元(約80兆円)

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事によると、2020年までに中国のロボアドバイザー市場は5.22兆元規模に達する見込み、とのことです。

直近の人民元/円レートを1元15円とすると、5.22兆元は78.3兆円です。

市場規模の計算ロジック

ロボアドバイザー市場が2020年までに5.22兆元規模に達すると予想した計算ロジックは以下のようになります。

1)米コンサルティング会社大手のA.T.カーニーが「米国におけるロボアドバイザーによる資産運用額が全体の5.6%」と予測

2)中国の招商証券がA.T.カーニーの予測を元に「中国では2020年に資産運用額の全体の3%」と予測

3)中国の中国光大銀行が公表した「2015年中国資産管理市場報告」の中で「2020年までに中国の資産管理市場は174兆元規模」と予測

上記の2)3)の数値から「174兆元 × 2% = 5.22兆元」という計算になります。

元記事は以下の通りです。

米国の経営コンサルティング会社、A.T.カーニーは、米国におけるロボアドバイザーによる資産運用額は2020年に全体の5.6%に上るとの予測を発表した。招商証券はこれに基づき中国国内市場の予測を発表。中国の資本市場は製品構成が単一であり、投資家も成熟しきっていないことを考えると、中国市場における2020年の同運用額は全体の3%にとどまるとの見方を示した。また、中国光大銀行がまとめた『2015年中国資産管理市場報告』の中で示された、2020年までに中国の資産管理市場は174兆元規模に達するとの予測に基づき、同年の中国市場におけるロボ・アドバイザー市場は5.22兆元規模に達するとの見通しを示した。

出典:中国のロボ・アドバイザー市場、2020年に5兆元規模に(中国網日本語版)

さらに、中国ではロボアドバイザーサービスに参入予定の企業が20社以上いるそうです。

ロボアドバイザーによる資産運用サービスをプラットフォーム上で展開したり、開始に向けて準備したりしている企業は20社以上に上るとみられる。

AIによる運用の自動化を行うロボアドバイザーという意味では、日本よりも多いかもしれませんね。

2015年には中国株の暴落によって日本株も巻き込まれた事は記憶に新しいだけに、中国市場でのロボアドバイザーの普及度合いも注視したいところです。

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