ロボアドバイザーFOLIOのサービスが明らかに(国内株式にテーマ型投資)

 

ロボアドバイザーを提供予定のベンチャー企業として注目を集めている「株式会社FOLIO」のサービス内容が明らかになってきました。

FOLIOが提供する「テーマ投資」は、日本国内で提供されている他のロボアドバイザーとは全く異なるサービスとなり、かつ、国内現物株式を対象に投資している個人投資家にとっても魅力的なサービスと言えそうです。

FOLIOのサービス内容

FOLIOは
・投資対象は国内株式
・テーマ投資
・最低投資金額は10万円程度
となるようです。

最大の特徴は「テーマ投資」というスタイルです。

CNETの報道「新オンライン証券サービス「FOLIO」が今春誕生へ–テーマ投資とロボアドバイザー」(外部リンク)によると、「IoT」や「ロボット」「東京オリンピック」等の「テーマ」がFOLIOのサービス側で用意されており、投資家はこの「テーマ」を選択して投資する流れになります。

各テーマの構成銘柄はFOLIO独自のアルゴリズムが選出した10銘柄になります。

かつ、この10銘柄の投資割合もFOLIOのアルゴリズムによって「最適分散」されることになります。

また、通常の株式投資は単元株を購入するだけでも「最低投資額」が数万円〜数十万円必要になり、10銘柄に投資しようとするだけで、100万円程度は必要になってしまいます。

FOLIOでは「単元未満株制度」を活用することで、最低投資額を「1テーマ」に対して10万円程度から投資可能になります。(証券会社で「ミニ株」等という名称で提供されているサービスをイメージすると分かりやすいのではないでしょうか。)

#なお、FOLIOでは上述の「テーマ投資」だけでなく「全自動分散投資」も行えるようで、これはTHEOやWealthNavi、楽ラップ、マネラップ(MSV LIFE)等と類似のロボアドバイザー機能と予想されます。

投資家にとってFOLIOメリット

国内株式に対して投資を行っている個人投資家の中には、元々「テーマ株」を好んで取引している場合があります。

ここ数年では「東京オリンピック」「インバウンド」「マイナンバー」「AI」「ロボット」「自動運転」などです。

このテーマの関連銘柄を探し出し、将来性を吟味して投資を行っていました。

自分が投資したいテーマを選べば、今まで自身で行っていた一連の投資活動をFOLIOが行ってくれることになります。

非常に簡単です。

なお、AIやロボットについては、国内外の関連銘柄を対象した投資信託も販売されていますが、投資信託として設定するには規模が小さいテーマもFOLIOでは設定されることに期待しています。

「FOLIOのテーマ投資」と「他のロボアドバイザー」の違い

THEOやWealthNavi、楽ラップ、マネラップ(MSV LIFE)、クロエなどと同様、FOLIOも投資一任運用型のロボアドバイザーです。

ただし「FOLIOのテーマ投資」と「他の投資一任運用型のロボアドバイザー」では「資産形成のアプローチ」が大きく異なると思われます。

他のロボアドバイザーは基本的に「地域」「資産(アセットクラス)」を分散し、長期的視点で資産を守りながら増やすアプローチです。

一方でFOLIOのテーマ投資は、その名の通り「テーマ投資」ですので、恐らく直近数年〜10年程度での大きなリターンを狙うアプローチと考えられます。(例えば、「東京オリンピック」というテーマ投資は、基本的には2020年までのテーマです)

また、FOLIOが現時点では国内株式を対象にするという情報ですので、地域や資産(アセットクラス)の分散は行われません。

つまり、積極的にリターンを狙うFOLIOのテーマ投資と、長期的に資産形成を図る他のロボアドバイザーは「似て非なるもの」である可能性があります。

#【注意】上記は全て2017年2月2日時点で報道されている情報からの「予想」です。当記事の執筆時点でFOLIOは正式サービス開始しておらず、実際のサービスを確認出来る状況にありません。

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