じぶん銀行がFXのロボアドバイザーを提供準備?!

 

KDDIと三菱東京UFJ銀行の合弁会社である「じぶん銀行」が、人工知能(AI)を活用したFintech企業「AlpacaDB」と外貨預金サポートツールの開発検討について合意した旨のプレスリリースが出されました。

Alpacaは人工知能を活用したFXトレーディングツール「Capitalico」を提供しているベンチャー企業です。

当面は、じぶん銀行の外貨預金をサポートするツール開発がメインのようですが、将来的には「取引状況等に基づき、一人一人に応じたロボアドバイザー機能」の開発も検討範囲のようです。

さらに将来的には、お客さまとのインタラクティブなコミュニケーションやお取引状況を分析データに加えることで、お客さまお一人おひとりに応じたロボアドバイザー機能の開発も検討していきます。

出典:人工知能(AI)を活用した外貨預金サポートツールの開発検討について、「MUFG Fintech アクセラレータ・プログラム」参加ベンチャーのAlpacaDB, Inc. と合意(じぶん銀行プレスリリース 2016年8月5日)

開発サービス

じぶん銀行とAlpacaで開発するサービスは、
1)AIが計算した通貨別期待上昇率を一覧表示するヒートマップ
2)一定確率以上の通貨別為替変動タイミング出現時のプッシュ通知機能
3)深層学習を活用して最適な投資タイミングをお客さまのかわりにAIが判断する外貨積立預金
と記載されています。

「最適な投資タイミングをお客さまのかわりにAIが判断する外貨積立預金」と言うのは一見、既にFXのロボアドバイザーのようですが「外貨積立預金」というのがポイントのようです。

あくまでも「積立預金」です。

一般的な「積立預金」は毎月末など、月1回、事前に定められたタイミングで積立が行われますが、恐らく積立(外貨の買い増し)を行うタイミングをAIが動的に判断してくれるのではないかと考えられます。

FXのロボアドバイザー?

じぶん銀行では株式や投資信託はグループ会社であるカブドットコム証券へ誘導していますし、プレスリリースの内容からも今回のAlpaca社との取り組みは「外貨預金」のサポートツールです。

従って、プレスリリース中の「将来的に検討する可能性があるロボアドバイザー」は、外貨に関するロボアドバイザー、つまりFXのロボアドバイザーを指していると考えられます。

国内ではロボアドバイザーと言えば、現物株式や投資信託、債権が投資対象としてイメージされますが、Alpacaが提供している「Capitalico」は既にFXのロボアドバイザーと言えます。

顧客の感覚からは、外貨預金とFXの間には大きな差があると思いますが、じぶん銀行では既に「じぶん銀行FX」も提供されており実績がある分野です。

#FXの方がリスクが高いと思われがちですが、レバレッジを1倍にすれば外貨預金と大差ありません。詳しくは「FXは外貨預金よりメリットが一杯」(外部サイト)を参考。

 

Alpacaは三菱東京UFJ銀行が主催する「MUFG Fintech アクセラレータ・プログラム」の参加企業でもあり、MUFG Fintech アクセラレータ・プログラムの成否を占う上でも注目です。

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