永久不滅ポイント運用サービス提供開始 – クレディセゾンがマネックス・セゾン・バンガード投資顧問と協業

 

永久不滅ポイントで有名なクレディセゾンが「永久不滅ポイント運用サービス」を提供開始しました。

永久不滅ポイントを100ポイント単位で「運用」することで「ポイントを増やす」ことが可能になります。

この永久不滅ポイント運用サービスは、クレディセゾンも出資するマネックス・セゾン・バンガード投資顧問株式会社が提供するサービスを活用しています。

マネックス・セゾン・バンガード投資顧問は、マネックス証券・クレディセゾン・バンガードの合弁会社で「MSV LIFE」というロボアドバイザーを提供しています。

MSV LIFEはマネックス証券では「マネラップ」という名称で提供されています。

永久不滅ポイント運用サービスの仕組み

クレディセゾンの永久不滅ポイント運用サービスでは、運用する永久不滅ポイントが、マネックス・セゾン・バンガード投資顧問が運用する投資信託の値動きに応じて増減します。

なかなか分かりづらいですが、
・永久不滅ポイントは特定の投資信託の値動きに応じて増減する
・決して「投資」ではない(投資の疑似体験)
・利用者が投資一任契約を締結するものではない
サービスです。

永久不滅ポイントが増えるか減るかは、マネックス・セゾン・バンガード投資顧問が運用する投資信託の価格変動に依存する仕組みです。

なお、ポイント運用サービスは、2つのコースから選択可能です。

・アクティブコース:外国株式・外国債券を中心に積極的にプラスを狙うコース
・バランスコース:国内債券を中心に安定的な運用を目指すコース

2つのコースで、ポイント増減が連動する投資信託が異なっており、
・アクティブコースの場合、年間で15%程度変動する可能性がある
・バランスコースの場合、年間で3%程度変動する可能性がある
ことになります。

具体的には、
・アクティブコースは「MSV内外ETF資産配分ファンド(Hコース)
・バランスコースは「MSV内外ETF資産配分ファンド(Aコース)
という投資信託の値動きに連動します。

完全に投資の用語が使われていますが、繰り返しますが、あくまでも実際に利用者が投資を行うわけではありません。直接、投資信託を購入することはありません。

クレディセゾンの利用規約に以下の通り明記されています。

本プログラムは、ポイントプログラムに基づき、ポイントの交換アイテムの一つとして当社が提供する、擬似的に投資を体験いただけるプログラムです。

出典:永久不滅ポイント運用サービス利用規約(PDF)

さらに以下の記載もあります。

本プログラムの運営にあたり、当社は、次条の規定に基づいてネット会員が指定することにより、本プログラムへの参加にあたり移行された数のポイント(本プログラムに移行されたポイントを以下「運用中ポイント」といいます)を当社所定のレートで換算した額に相当する額の金銭を原資として、自己資金で投資信託(以下「本件投資信託」といいます)の受益権を取得し、本プログラムを提供しますが、利用者は、その受益権に何らの権利を有するものではありません。

利用者(会員)が投資信託の受益権を獲得することはありません。

本プログラムは、当社が利用者との関係において有価証券の売買の媒介、取次ぎもしくは代理又は募集もしくは私募を行うものではありません。また、本プログラムは、当社が利用者のために投資一任業務を行い、利用者の財産を運用するものでもありません。

さらに有価証券の売買の媒介、取次ぎ、代理、募集、私募を行うものでない点も明記されています。

マネックス・セゾン・バンガード投資顧問の役割

クレディセゾンのポイントサービスが拡充されただけ、とも見えますが、マネックス・セゾン・バンガード投資顧問株式会社がこの「永久不滅ポイント運用サービス」にどのように関わっているのかを整理します。

1)投資信託の運用成績に応じてポイントが増減する

先述の通り、マネックス・セゾン・バンガード投資顧問が運用する投資信託の価格変動に応じて、運用するポイントが増減します。

この意味で、利用者(永久不滅ポイントを運用する会員)にとって、マネックス・セゾン・バンガード投資顧問は非常に重要です。

マネックス・セゾン・バンガード投資顧問が運用する投資信託の運用成果・パフォーマンス次第で自身のポイントが増減します。

2)クレディセゾンが投資信託を購入する

先ほども利用規約から抜粋していますが、以下の記載があります。

本プログラムへの参加にあたり移行された数のポイント(本プログラムに移行されたポイントを以下「運用中ポイント」といいます)を当社所定のレートで換算した額に相当する額の金銭を原資として、自己資金で投資信託(以下「本件投資信託」といいます)の受益権を取得し、本プログラムを提供します

つまり、利用者(会員)が運用するポイントに相当する金額を、クレディセゾンが自己資金で投資信託を購入する(受益権を取得)と記載されています。

クレディセゾンとしては、投資信託の価格が上昇して運用中のポイントが増加した際、その分損しないように(増加したポイントは利用者に新規に付与しているのと同じのため)自己資金で投資を行ってポイントの原資にするということと考えられます。

3)クレディセゾンがマネックス・セゾン・バンガード投資顧問と投資一任契約を締結?

以下はマネックス・セゾン・バンガード投資顧問のプレスリリースからの抜粋です。

当社が運用する「MSV 内外 ETF 資産配分ファンド(A コース及び H コース)」をポイント増減の連動対象商品とするとともに、新サービスにおけるリスクヘッジを目的とした投資一任契約をクレディセゾンと締結いたします。

出典:クレディセゾンの「ポイント運用サービス」運営をサポート(PDF)

この言葉通りだと、クレディセゾンがマネックス・セゾン・バンガード投資顧問と投資一任契約を締結していることになります。

投資一任契約は、一般的に「ラップ」などで締結される契約で、マネックス・セゾン・バンガード投資顧問が提供するロボアドバイザー「MSV LIFE」等のロボアドバイザーでも締結される契約です。

クレディセゾンがマネックス・セゾン・バンガード投資顧問の投資信託を購入しているのか、同時に投資一任契約も締結しているのか、詳細が分かりづらい状況です。

クレディセゾンとマネックス・セゾン・バンガード投資顧問

何故、マネックス・セゾン・バンガード投資顧問の株主にクレディセゾンが加わっているのか疑問に思っていましたが、このような形で永久不滅ポイントの新サービスを提供し、かつ、これをフックにマネックス・セゾン・バンガード投資顧問が提供するロボアドバイザー「MSV LIFE」の認知拡大を図っている構図です。

将来的には、積極的に「MSV LIFE」へクレディセゾンから誘導されるのかもしれません。

今後のマネックス・セゾン・バンガード投資顧問に期待です。

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