クロエ(エイト証券) – ロボアドバイザー紹介

 

クロエ(エイト証券)」はエイト証券株式会社が提供するロボアドバイザーです。

クロエの概要

・提供会社:エイト証券株式会社
・投資一任運用型
・サービス開始日:2017年2月9日
・投資対象:東証ETF
・最低投資金額:1万円
・手数料:0.88%

クロエの特徴

クロエの特徴は以下の通りです。

1)東証上場のETFのみで運用 ★日本初!
2)円建て資産のため為替の影響は小さい
3)手数料は税込0.88%(年率)
4)スマホアプリ専用のロボアドバイザー
5)目標設定がユニーク(短期間の目標設定も有り)
6)運用シミュレーションが分かりやすい

1)東証上場のETFのみで運用 ★日本初!

エイト証券が提供するロボアドバイザー「クロエ」の最大の特徴は、投資対象が「東証上場のETFのみ」という点です。

ETFを投資対象とする投資一任運用型のロボアドバイザーでは
・THEO、Wealthnaviが海外ETF
・マネラップ(MSV LIFE)が海外ETFと国内ETF
を投資対象にしています。

恐らく、国内ETF(東証上場のETF)のみで運用されるロボアドバイザーは、クロエが日本初です。

2)円建て資産のため為替の影響は小さい

上述の通り、クロエでは東証上場のETFで投資を行うため、エイト証券では以下のように記載があります。

ETFは全て東京証券取引所に上場する銘柄を使用するので、投資対象は世界の市場ですが円建てで投資が完結し、為替変動に一喜一憂することなく安心して資産を運用していただけます。

一方で「クロエのポートフォリオはETF(上場投資信託)で構成され、多岐に渡る商品、地域、セクターなどに分散投資されます。」とも記載があり、国際分散投資が行われることが明記されています。

確かに為替変動の影響を直接的には受けないものの、円建てのETFに投資を行っていても当該ETFが海外資産へ投資していれば、そこでは為替の影響を受けます。

あくまでもTHEOやWealthNavi等の海外ETFのみで運用されるロボアドバイザーに比べると、相対的に為替変動の影響が小さいと考えられる、という点には注意が必要です。

3)手数料は税込0.88%(年率)

クロエの手数料は、年間ポートフォリオの評価額の0.88%(税抜・年率)が投資顧問料となります。

手数料が1.0%(税別・年率)のTHEO、WealthNavi、ダイワファンドラップ オンラインより安い水準です。

また「買付時、売却時、リバランス時に追加の手数料はいただきません。」と明記されており、売買手数料は不要です。

ETFの信託報酬については特に水準が記載されていないため、楽ラップやマネラップ(MSV LIFE)の手数料との単純比較は難しそうです。

4)スマホアプリ専用のロボアドバイザー

クロエはスマホアプリ専用のロボアドバイザーです。

エイト証券のサイトにアクセスしても、最終的にクロエのアプリダウンロードを促されます。App StoreまたはGoogle Playからダウンロードしてアプリを起動します。

最初に起動すると以下の画面が現れます。

クロエのアプリ起動

一番下の「運用プラン作成(無料)」を選択すると、以下の画面になます。

クロエの紹介(アプリ)

このような形で「アプリ」をダウンロードしてからロボアドバイザーの診断が始まります。

5)目標設定がユニーク(短期間の目標設定も有り)

多くのロボアドバイザーは、まず最初に5問〜10問程度の質問に回答する事からスタートします。

クロエの最初の質問は年齢と年収です。

クロエの質問(年齢、年収)

そして、クロエがユニークなのは、次の質問です。

クロエは「目標設定」の手順として、クロエが予め用意した「目標」から選択することが可能です。

下図では「マイホーム」「結婚」が候補として表示されています。

クロエの目標設定

その他にも
・旅行
・車
・パソコン
・スマホ
・老後資金
・医療
なども用意されています。

ここで特徴的なのは「パソコン」や「スマホ」を選択した場合、想定運用期間が1年間に設定されている点です。(#「老後資金」であれば30年間です。)

多くのロボアドバイザーが中長期の運用を前提にしている中、僅か1年間の運用期間を想定したプランも用意されているというのは驚きです。

6)運用シミュレーションが分かりやすい

目標設定を進めていくと、
・初期投資額を入力
・毎月の投資額を入力
・ポートフォリオを「保守型」「安定型」「積極型」から選択
します。

すると下図のような「マーケット状況別の運用予測」という運用シミュレーションが表示されます。

クロエの運用シミュレーション

「悪い」「平均」「良い」という非常にシンプルな3パターンが選択可能です。

上図は目標として「老後資金」を設定したため、運用期間が30年間となっており、最終的には30年後の2047年2月の「投資額」と「予想評価額」が表示されています。

2024年8月、2032年2月、2039年8月も中間ラップとして予想評価額が表示されています。

投資額と予想評価額が対になって表示されており、この「マーケット状況別の運用予測」は分かりやすいですね。

なお、マーケット状況が「良い」場合の予想は、30年後、投資額369万円で予想評価額が2,700万円超えです。

クロエの運用シミュレーション(マーケット状況が良い場合の予想)

簡潔過ぎる感もありますが、「悪い」「平均」「良い」の3パターンくらいが現実的には分かりやすく感じます。

クロエのまとめ

エイト証券のロボアドバイザー「クロエ」はとても挑戦的なロボアドバイザーで、一貫して感じるのは「分かりやすさ」です。

投資対象を東証上場のETFに絞っている点も「分かりやすさ」という点では非常に優れています。

手数料についても、売買手数料も含めて0.88%と明記されています。

目標設定についても、予め用意された目標から選択可能で直感的です。

また、運用シミュレーションも複雑な事を考える必要はなくシンプルで分かりやすく表示されます。

他のロボアドバイザーと比べると「大胆」とも思えますが、全体的にシンプルで分かりやすいロボアドバイザーとして設計・提供されていると感じます。

クロエによってロボアドバイザーによる資産運用を開始する敷居がさらに下がるかもしれません。今後に注目です。

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