THEO(テオ) – ロボアドバイザー紹介

 

TEHO(テオ)」は株式会社お金のデザインが提供するロボアドバイザーです。

THEOの概要

・提供会社:株式会社お金のデザイン(2013年設立のベンチャー企業)
・投資一任運用型
・サービス開始日:2016年2月16日
・投資対象:海外ETF
・最低投資金額:10万円
・手数料:1%(3,000万円以下の場合)

THEOの特徴

THEOの特徴は以下の通りです。

1)海外ETFで低コスト運用
2)分散投資
3)投資一任運用
4)FinTechベンチャーが提供
5)為替リスクが大きい
6)積立投資にも対応開始(2017年5月)

1)海外ETFで低コスト運用

THEOは資産を海外ETFで運用することで低コスト運用を実現し、富裕層向けに提供されてきた従来のラップ口座(SMA)の手数料より低く抑えられており、TEHOの手数料は1%です。

*THEOの手数料が低く抑えられているだけでなく、総じて海外ETFは信託報酬が低いという点も低コスト運用に繋がります。

2)分散投資

THEOは
・地理的分散
・アセットクラスの分散
・長期運用による時間的な分散
の3つの分散投資を実現しています。

THEOが投資対象とする海外ETFは
・世界86国・地域
・62通貨圏
・11,000銘柄以上
になります。
*THEOのHPより(2016年7月28日現在)

なお、THEOの投資対象となる海外ETFは主にNYSE(ニューヨーク証券取引所)とNASDAQ上場のETFです。

9つの質問に答えることでTHEOが上記ETFからポートフォリオを作成します。

3)投資一任運用

THEOは「投資一任運用」サービスです。

つまり、THEOに入金すると
・ポートフォリオに基づいて自動的に資産運用が始まり
・値動きに応じて自動的にリバランスが行われる
仕組みです。

基本的には「入金したら後はTHEOにお任せ」という投資スタイルです。

*参考:ロボアドバイザーの「リバランス」って何?

*「ロボアドバイザーの種類」に記載しましたが、ロボアドバイザー(ロボアド)と冠されるサービスには、THEOのように自動で投資・運用を行ってくれる「投資一任運用型」と、ポートフォリオを提示するだけの「アドバイス型」が存在します。

4)FinTechベンチャーが提供

THEOの提供会社である「お金のデザイン」は2013年に設立されたばかりのFinTechベンチャーです。

創業者にはライフネット生命保険を立ち上げた谷家 衛氏も名を連ねており、2014年には東大系のベンチャーキャピタル「東京大学エッジキャピタル(UTEC)」と京大系のベンチャーキャピタル「みやこキャピタル」から出資を受けています。

さらに2015年には総額15億円の資金調達を行なっており、株主には、グロービス・キャピタル・パートナーズ、伊藤忠テクノロジーベンチャーズ、電通デジタル・ホールディングス、YJキャピタル、伊藤忠商事、環境エネルギー投資、GMO VenturePartners、マネーフォワードが加わっています。

2016年にはさらに8.1億円の資金調達を行い、創業以来25億円超を資金調達しています。

ロボアドバイザー領域におけるベンチャー企業としては最も華々しくデビューした企業と言えます。

関連記事:THEOを提供するお金のデザインが8.1億円を調達

5)為替リスクが大きい

THEOによる運用は、運用資産の一部が現金となることもありますが、基本的に海外ETFへ投資することになっています。

THEOのFAQで「THEOはなぜ海外ETFを投資対象としているのですか?」に対するアンサーとして「国内で取引可能なETFはまだ銘柄数が少なく、THEOが目指すきめ細やかな分散投資を実現できないためです。」と記載があることからも明確です。

この海外ETFのみが投資対象である事は「為替リスクが大きい」ことに繋がります。

例えば、2016年7月時点でTHEOが投資しているETFに「EWY:iシェアーズ MSCI 韓国キャップト ETF」が含まれています。このETFは「NYSE アーカ」に上場しており、米ドル建て資産です。当然ですが、米ドル建ての資産に投資している、ということです。
*より厳密には、韓国企業にウォン建てで投資するETFに米ドル建てで投資している、構図のはずです。

そのため、
・円安ドル高になれば、円建て評価額は上がり
・円高ドル安になれば、円建て評価額は下がる
ことになります。
*上記ETFの場合、ウォン安に振れるとETFのドル建て評価額が低下する、という影響も受けるはずです。

少なくとも現状、THEOでは円建てでしか資産を出金できないため、最終的には円建て評価が全てです。

この為替リスクの大きさについては、THEOが「円高の影響と投資方針」についてというメールを配信したことでも伺えます。

参考:ロボアドは為替リスクに要注意 – 円高で大損(外部リンク)

6)積立投資にも対応開始(2017年5月)

2017年5月から「THEO積立」という積立投資のサービスが開始されました。

従来は投資家が自分自身で都度入金する必要がありました。かつ、振込手数料の負担も必要でした。

「THEO積立」では、設定した銀行口座から手数料無料で自動引落しされます。

毎月の積立額は10,000円以上で1,000円刻みで設定可能です。

#参考:THEO(テオ)で積立投資サービス「THEO積立」が開始!

THEOのまとめ

デジタル広告も大きく打っており、2016年7月24日時点で10万人以上が無料診断を行っている日本国内のロボアドバイザーとしては目下最大級のロボアドです。

最低投資金額が10万円と低額なこともあり、ロボアドバイザーに興味がある多くの投資家が「お試し」で利用していると予想されます。

国際分散投資というコンセプトからも5年以上の長期投資で成果を測る類の投資ですので、THEOの運用パフォーマンスについては長い目で期待です。

関連記事:
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THEOから「円高の影響と投資方針」についてメールが届きました
THEOの運用実績を公開:+11.17%(2017年3月1日)
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